詩人:快感じゃがー
何かが始まり、何かが終わる
誰かがやってきて、誰かが去る
私は積み上げ、あなたが崩す
空は明けても、暮れることを忘れない
嵐はいつか消えるけれど
また別の場所で、新たな風が生まれ
月は満ち、そして欠けてゆく
太陽は昇った後には、沈むだけ
どんなに美しい花も、やがては枯れて
誰しもの今日は明日、過去になってしまう
波は、ただそこで絶え間なく
ひたすらに波でありつづける
何かが始まり、何かが終わる
誰かがやってきて、誰かが去る
私は積み上げ、あなたが崩す
空は明けても、暮れることを忘れない
だけど
あるがままに、そのままに
生きてゆくことは
そんなに怖いことじゃ、ないから
発想の転換
角度を変えてみるだけで
きっと、違う景色になる
世界は、やさしくなる
だから
何かが終わって、何かは始まる
誰かは去るけど、別の誰かがやってくる
あなたが崩したら、私は積み直す
ほらね。空はもう一度、朝を始めた
古い種が落ちて、新しい花が芽吹き
誰しもの明日がまた、今日になり
波は、ただそこで絶え間なく
穏やかに波でありつづける
何かが終わっても、何かは始まるし
誰かが去っても、誰かはやってくる
あなたが崩しても、私は積み直すよ
ほらね。空が明けてゆく
「新しい風は、気持ちいい?」