詩人:ℒisa
ただアテもなく漂ってた
クラブの薄暗い階段を
無防備に飾って
傷付きたくて
綺麗なままが不安だった
「汚れているから近付かないで」
「穢れているから傷付けないで」
もう充分足りてるから
どんなに壊しても足りなかった
悲しみは消えなかった
憎しみは育たなかった
中途半端に愛に憧れて
一丁前に泣いてた
どこが痛んでるのか
探れないままもがいてた
傷だらけの手首に自分でも慣れて
周りも慣れて構ってくれない
どうなればいいのか
解らないままだったけど
いつも間違えてばかりだったけど
一生懸命だったの
幸せになりたくて