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[82667] 悪いが貴方を利用させておくれ

詩人:チェシャ猫

壊れそうな程貴方に祈れば想いは届く??
試したことはないけれど
きっと不要なストレスが増えるだけ。
どんなことをしてでも叶えたい願いを抱いているなら
邪魔者蹴落とすのが一番の近道になる。。


「誰かを不幸にしてまで幸せを求めてはいけません」
どこかの偉い人が言った。。
それなら貴方は僕に幸せをくれるのか??
自分の幸せが目の前でかっさらわれるのを
指を咥えて見ているのはが貴方の教えならば
俺は両手振ってさよなら告げてやる。。


信じるものが救われるのなら
この世に戦争はありゃしない
貴方を信じる者が次々と命をおとしていく中
それでも貴方は微笑んで囁くのか「私を信じなさい」
信じて散っていくことが運命なら
貴方の存在意義はどこにある??


心から祈れば俺を救ってくれるのならば
重ねた手のひらが擦り切れて
指紋が無くなるほどにだって祈ってみせる
けれどもそんなことしてても一日三食食べれないから
重ねた手開いて求人雑誌をめくる


見えざる手にすがりつくよりは
彼女の胸にすがりつく
見えざる貴方に懺悔するよりは
悪いことした相手に謝る

それでも貴方が必要なのは
誰かのせいにしないとやっていけないことが
この世には存在しているから

うまいことやった時にゃ自分を褒める
「よくやった、さすが俺」
失敗した時にだけ貴方を利用させておくれ


「神様それはあんまりだ。」











2006/08/01 (Tue)
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