詩人:剛田奇作
つくる度、味の違う私のうどん 散ったネギが少し痛々しい貴方は金曜日これが好きだと黙々とすする 「そんなものを見ても僕はカボチャは食べないよ」 新しい料理の本を見て警戒なんかする嫌いなものを食べさせようなんて考えたことはないのにさ貴方はウサギみたいね 神経質なウサギ飼い馴らすことが目的じゃないの貴方の鳴き声は私の非常食貴方の未来は私の主食