詩人:どるとる
たとえば 君のくれるぬくもりはコーヒーのようなホッとするあたたかさに似てる
たとえば 君の浮かべる笑顔は晴れた空に浮かぶ太陽がくれるあたたかい日差しに似てる
どれだけたとえても
君には追いつかないから
たとえ話は終わりさ
君にはかなわないよ
あの太陽もコーヒーも何もかもたとえるに値しない
たとえ話の続きを話してよという君はとても輝いている瞳をしている
たとえばそんなところが大好きなんだ
たとえ話をひとたびすれば終わらないね
たとえば たとえば…
たとえば たとえば…
やっぱり 何にたとえても君は君でしかないよ たとえたとしてもそれは君よりも何倍も小さなものでしかないよ
たとえられない
存在が君なんだよ
たとえられない
ものをたとえても
たとえても
悲しくなるだけだよ
だから楽しむだけのたとえ話さ
だって僕の中じゃ
君は君なんだからね
それでもたとえ話は君の笑顔を生み出す素晴らしい魔法
だからたとえる
君により近い
何かに
今日も
たとえて
たとえている。