詩人:ユズル
心躍ることなんて そうそうない人もまばら 電車の暖かさ目的の駅が 来なければいいのにな片方の音は 聞こえない壊れたイヤホンから流れる控えめな音 真ん中瞼を閉じた ここにいたいな何も 生み出さない変わりながら 変わらないそんな人間です なんて開き直ってみたりしてたとえば 君に届ける言葉をわたしは 知らない君と一緒に 道に迷いたい のに