詩人:あいる
「ぼく地球」
何気ないとき
思ってた
地球じょうにある
すべての奇数を
ひとつずつ割って行って
最後のあまりが
今のぼく
で、
飛び出した・・・
半端もの
ここにいる
でも、
さぁ・・・・
おいで。
目目を合わせて
愛さずには
いられないはず
別れ??
出会い??
そんな
よそよそしいの
ない、ない!
時間なんか
どうにでもなるさ
大事なのは気持ち。
だろ?
今このときを生きよう
いちいち
寿命を惜しんでる
花なんかなくって
思い
背伸びのまま
咲き続けるのさ
もう少しこうしていたい
もうちょっとだけ
そう言いながら
結局は
だれしもがんばれる
だから
おいでよ
ひたすらに
生きてみないか
一緒に
たのしむ命を
ぼくから地球を
2こ、3こと出すつもり
そこまでやる気
思いを
ぐるりの輪っかにして
みんな入れてあげよう
抱きしめ
声かけ
ねぎらって
ぼくらの
2、3こ
重なった地球で
それぞれが
2組、3組、
まちまちな妖精遊びで 踊ってるよ
花束抱く
四月の中でさ
いつかは
枯れちゃうこと
忘れ
それ無くす
ただ一緒に
楽しむのよ。
命をさ
特別以外に
なにがある
前代未聞!
後にも先にも、
今だけ
ぼくらだけ
わくに嵌め込むな!
手がつけられないくらい、
まばゆいーっ!
みんなで同じ空気を吸って
同じ光を浴びよう
ねぇ、そうしようよ!