詩人:快感じゃがー
縛られ続ける生涯に
今更、嘆きなんて必要ないよ
吹き込んで、絶望
ささやいて、破滅を!
秘密の合図で終わりにしよう
動けないのは
明かりがないからじゃ、ない
柵がはびこっているせいで
2人こそ
ひとつの幻だったと
行く手塞いだ、君の言葉
鎖、引きちぎって
立ち上がり行くのは
青空・向かい風
抱きしめるため。
いま、笑えない結末を
笑い飛ばして
涙枯れるまで
痛みを負って
幸福論、計る感情
麻痺させたなら
あたしが欲しかったのは
...そう。
独りでも死ねる勇気
いま、笑えない結末を
笑い飛ばして
たとえば、
涙が海に変わるまで
書きなぐった後悔に
入り雑じる、希望
今日は何処までいけるだろう?
君を追い越した
背比べの跡
淀む足音・走り去った夜
...もう聞こえないよ
ほら、ここに巣食う害虫
君を愛した確かな日