詩人:ゆにこ
誰かの言葉が
仕草が 眼差しが
脳にも心にも巣食ってる
解っていながら
伏し目がちな あたし
既読スルーでやり過ごす
否定の言葉が
むなしく響いても
いまだけは 強がりで
まもらせてよ
だって これがもし
恋だってんなら
運命 見極めなきゃ
愛を品定めしなきゃ
夜ごと募らせて
爪を噛んでる?
べつに焦らしてる
わけでは ないけど。
だけど なりふり構わず
走り出せないの
空模様 無視できないの
君だけが好き なんて
そんなこと
死んでも言えない
言わないよ!!!
あたしだけを好き なんて
そんなこと
期待してない
言わないで!!!