詩人:安曇
いつもの散歩道
周りは緑に囲まれて
空をさえぎる高いビル
どこにも見当たらない田舎道
空を見上げて歩くとね
なんだか空にいるようで
お気に入りの散歩道
散歩しようと思うとさ
いつも
あなたは付いてきて私の少し前を歩いてた
いつも
ふざけてスキップしたり変な鼻歌うたったり
そのたび
何度も振り向いてあなたはいつも笑ってた
綺麗には程遠いあなたの部屋は不思議と私の体にあっていて
本当に本当に心地よく
あなたの匂いが丁寧に私の心を穏やかにした
身が焦げるほどなんて激しい愛ではないけれど
確かに大切で暖かい想い
きっと幸せってこんな暖かさ