詩人:雪 刀寿
もしかして 君の母さんは月なの?
なぜか、君は 月に似てる
優しげで悲しそうなところも そっくり
じっと見つめてると、まろやかな涙がにじんでくるから
夏から秋の夜に吹く、すずしげな風に揺らめいてる
なぜ 神様は、 切なさを この世に残したの?
切なさは美しげで ・・・ ひどく、むごい
たのしいことばかり
あれば いいのに
天寿を全うして、
死んだら
ぼくも、
君のふるさとに 行くのかも しれないね
だとしたら、一つ、 今から とっても たのしみだなぁ
2008/08/06 (Wed)