詩人:kana.
カーテンから溢れる
眩しい朝の日差し
うっすらと開いた瞳は
今 何を映していますか?
移り変わる季節の中で
たくさんの映像(モノ)を見つめ
流れゆく時間の中で
たくさんの想い(モノ)を失いました
この手のひらの上には
今 何が残っているのですか?
抱えきれない想いが
指の隙間から逃げてゆく
溢れる涙 胸の傷み
あの夕日が眩しい..
朱から藍に変わる
煌めく星が目覚める時
見上げた空の先に
私の願いがあるのですか?
過ぎ去ってゆく過去は
傷つき 傷つけあっていたね
刻々と流れゆく現在(イマ)に
私は何を感じ 生きていますか?
この手のひらの中には
今 何を掴んでいるのですか?
伝えきれなかった想いが
指の隙間から消えてゆく
悔やんだ日々 進めぬ自分
あの時に戻りたい...
今なら伝えること出来ます
愛しいあなたにだけに届くように
うまく伝えられないから
この唄にのせて 愛を囁くよ
届けて この想い
響いて この気持ち
今 あなたに伝わって
この手のひらの上には
今 あなたへの愛が溢れてる
届いた私の想いが
指の隙間からあなたのもとへ
溢れる微笑み
満たされる胸
あの夕日が眩しい..