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詩人:雪 刀寿
日に焼けた素肌、
眩しい太陽の下で
キャミソールから覗く
色気にうっとり
気にかけた砂浜、
楽しい快報の知らせ
かき氷溶けだし
キミもうっかり
夏だから・・なんて、言わないで
ひとりじゃないのよ
こっちを向いて!
灼熱なふたりには
肌寒いほどの
エアコンガンガンのなかで、
ホットコーヒーも
いいんじゃない?
(いまどき 夏の香味焙煎)
目にまぶしい笑顔、
歌が流れる
夏空のニュース
浜べはにぎわい、
家族ごっこの準備は万端
かき氷忘れて、おしゃべりに夢中
夏だから・・・だってさ、
すぐそうくるんだから
ひとりじゃない、し、
空が待ってる
熱波をまにうける、ふたりが、
逆境ガンガンを押し返し、
すんなり、爆宙回転も いいだろう?
(まっぴるまの 夏の、熱愛宣言)
歌をついばむ、
君のてのひらは しっとり汗かいて、
海は最大に ファンファーレかき鳴らし、
怒濤の白波が沸き立つ
ミッドサマー
かき氷とけた?
そんな、おしゃべりも
セクシーくちびるに 似つかわしく
シャワーのまにまに
落雷が確かめる、
ふたりの絆の熱さ
夏だけど・・
ひとりじゃないことを
また聞き返し、
互いに照れる
太陽も照る
空が待ってる
やっぱりふたりは まだまだ熱いよね
(トロピカルキッスに夢中、
空中・レインボウ
投げ輪ふうの、ボイスタッチ)
夏だから、そんなふたりだから
闇も踊る、影が伸びる
夏の せい、じゃない から!
あっつぅ〜・・・