詩人:どるとる
君が笑ってくれたから始まったようなストーリー
たったひとつの微笑みから僕の瞳にうつる世界が鮮やかに見違えた
サイズの合わない靴を履いていたら
靴擦れを起こすような身の丈に合わない
慣れないことはすべきじゃないと心がおしえてる
わかっていながらもかっこつけるように強がるように 自分の限界を是が非でもこえようとする
愛想笑いでも冷めた笑いでもない本当の微笑みをくれた君に僕も微笑み返し
これで貸し借りは無し
でもまた僕は君に永遠の貸しをつくることになるよ
だって君は僕のこれからを見届ける人だから
そして僕は君のこれからを見届ける人だから
ずっとそばにいてね
その微笑みはまるで万能薬のように僕の傷跡に効いてゆく
気づけば悲しみなんかどこへやらだよ。