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詩人:雪 刀寿
「ワルツ・ラビャ」
その胸に住んでる可愛い天使を
ピクニックへ連れていってあげたい
クールな湖のほとりに佇むワルツ喫茶へ
三ツ星の馳走を振る舞うよ
ママ・シェフは詩ごころも分かる人なんだ
しゃべる言葉はポエム・ワーズ
声で音だししたって
何も話さなくたって
靴の足踏みで恋の催促が出来る、
オカワリも、たんまり
そんな自由。
文字の世界の不思議さ、伸びやかさ
三角関係もすんなり踊れる、
スムーズに変身の、舞い上がり方
ワルツ・ラビュ
ワルツ・ラビャ
僕は、うなずきも首振りもせずに
一人流れに逆らって
君ピエロの あどけないスマイル真似た
二つの手つなぐより、心をむすんで、
いけいけムード
三角関係
四角
五角・・・
百角!!?
誰も彼も
そのメロディにまいっちゃって、
とんがりの角が取れて丸くなる関係
限りなく円に近づくのよ
あぁ、まるで、一つの草木のよう
めぐる星まわりのよう
芳しい人いきれの香り
ざっくばらんながら、アーティスティックに 渋みたたえ、
言の葉の 枕
音の葉の 布団
ワルツ・ラビュ
ワルツ・ラビャ
キュートぷりりんな わななきは、
君たちの こめかみに 震え 響き、
うれしがる ときめきを 一目みたいと、
浮いて飛んで 待ってる輪だよ
ランダムに 髪振り乱し、
ナイトスペース・ワイルド・トラベリュー
今日も 詩の足踏みが聞こえる
君も おいでて、
書いて、
読ませてくれなよ・・・