詩人:MARE
振り返るしぐさが可愛らしい
足音を合わせて
君と一緒に
山にかじられた夕日
一つになれた気がした
涙のオレンジ
暖かいね
影もそう
踏み続けて
どんな形か言い合って
川に投げた
あの石だって
染みた色が
僕たちを癒す
手を伸ばしたら
雲が握手してきたよ
君のところまで
嗅いだ鼻先
髪の毛彷徨って
目をつむったら
隣りで寝てるんだよね
足音
足音
誰のかって
そりゃ僕と君だから
合わせて
合わせて
気がつけば
空を飛んでる
振り返るしぐさが可愛らしい
涙のオレンジ
奥で 遠くで いつまでも