詩人:ゆぅ
嘘の衣を纏って
冴えない
男達の欲を満たす
私の中にある
"女"という部分を
武器にして
目を瞑れば
誰も皆
同じ顔だから‥
そんな過去でも
隠し立てしない方が
良いと思った
それを
君も望んだから
私の"春"は売ったわ
あの人を愛し
守る為と
理由を付けて‥
汚れてるの
それは事実だよ
ただ、君には
綺麗な所だけじゃなく
汚れた所さえも
見て欲しい
愛して欲しいと
望んでしまったから
私の過去すべてを
今更、恥じたり
悔いるつもりはない
けれど 君に
言わなきゃ良かった
時々そぅ思う‥
私の"春"は過ぎたわ
男に売ったの
それさえ
思い出だから‥
汚れてると
拒んでもいいよ
どうか、君の
お気に召すままに
して‥