詩人:快感じゃがー
彼の言葉には、ちょっと
いつもほんのちょっと
毒があるから。
目をつむったら
まぶたの裏、星が流れて
セツナイことばっかりを
思い出してしまうの
でも。
寂しいなんて
云わないよ、今は。
苦い心に溶かす角砂糖...
妄想のフタリなら
ためらわずに笑えるのにな
飛び跳ねて、いつも
笑ってるのにな
そうっと声、重ねて
密度の濃い空
今度は少しハミングしたいよ
ここにしかない夢
一緒に奏でたい
ほら、ここにある想い
ぜんぶ伝えたい!
そうして
妄想のトゲは
初めて抜けて、
彼は本当のわたしを
見つけてくれるかな?
来年は、現実のあなたと恋をしたいの
本当のあなたと
本当のわたしで