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今日の帰り 君が居た
駅の改札口の前の階段に
君は此方を向いて笑顔で『バイバイ』といつものように言った
そして君のとなりに誰か居た
そいつは誰だ?誰なんだ?
友達か? それとも……
心の中で返って来るはずの無い質問をした
嗚呼 君はわかっているのか?
おれのキモチを
嗚呼 君は気付いてくれないのか?
この感情を
明日からどの面下げて君に逢おう…
切なさで胸がはち切れそうだ
切なさが悲しみとなり 悲しみが憎しみとなり 憎しみが怨みとなり 怨みが怒りとなる…
そして怒りがまた切なさを生む
嗚呼 この想いが届くのならば おれは何でもしよう
嗚呼 こんなに憎いのに おれはまだおまえのことが好きだ
お前がそいつの事が好きでも構わない
おれはお前を勝手に好きでいる
好きでいさせてくれ