詩人:夢中人
目を閉じて微かに感じる風 鳥のさえずりも風と共に歌う 道に映える花は君の笑顔の様に優しく咲き誇る 桜舞うこの公園はいつか君と来た思い出の場所で 手を繋ぎキスをした思い出は今涙に変わる 笑顔で語り合い無邪気に駆け抜けたこの道 春香る風が二人を包み愛しさを歌った 悲しみを分かち合った雨降るあの夜 君を見送った今では君の面影を煙草の煙と共に青空に揺らす この季節が来るたびに君との約束を思い出すよ 『次の春にまたここで…』