詩人:琴音
小さな池を覗いたら 後ろから押されて真っ逆さま ふかくふかくふかく ゆらりゆれた君を見上げ 明日は果てたと何故か思う ふかくふかくふかく ゆらりゆれた水と紅 辿れば耳から流れた血液 水圧に鼓膜が耐えられなくて。 引き上げられたの視界は明るく されど音が消えていた ゆらりゆれた君の笑顔