詩人:なくよウグイス
何事もないかのように暮らす日々
今行きている事が奇跡だと知るよしもなく
ただ毎日に流されて
時間に追われて
過ぎていく刻
辛いことや楽しいこと
忘れた事など思い出せない
平和ボケしたこの世界じゃ何も分からない
今呼吸ができて食いものがあり安心して眠れる
当たり前の様で全て偶然に起きている
気付くワケもない
人は理性を持ち物事を見て理解できるハズなのに、その実何も見えてはいない
そこに見えているのはいつも偽り
真実が見えない
だから何も分からない
分かっているのはフリをしているだけ
こうやって今まで生きてこられたのが偶然に過ぎない
一体この奇跡的偶然はいつまで続くのかな
どうせならもう終わってくれた方がいい
全て偶然で成り立つこの世
そして明日も偶然が重なり合いくるのだろう