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詩人:チェシャ猫
山の奥の静かな温泉に浸かって
キミと語り合ったあの瞬間は
きっといつまでも緩やかに流れ続けるから・・・
あの夜肩を並べて見上げた夜空は
都会じゃ見れないくらいに輝いていて
瞬く星達にそっと
この瞬間の永遠性を願った
あの日キミがボクにくれた言葉は
どうしようもないくらい切なくて、少しやさしくて
あったかいかいお湯と一緒に
ボクの心を包んだ
いつの日かまたあの夜空を見あげる時がくるとして
例え隣にいるのがキミじゃないとしても
ボクはまた願うのだろう
あの日の瞬間だけはずっと緩やかに流れるようにと
夜空をそっと駆けるホウキ星に・・・