詩人:Lを持つ者
神様は僕に対してはひどい
もっとちゃんとした好みを持たせてくれたらよかったのに…
好みを与えてはくれなかった…
だから僕は今、こんなに苦しんでいるんだ
最初に会った時はなんとも思ってなかったあの子
今、自分に大事な人ができた今、
愛おしくなっている
もしも、ちゃんとした好みがあったなら今頃は違っていたかもしれない
あの子と話したい、
あの子のそばにいたい、
でも、許されない…
気付くのが遅すぎた…
神様、こんな悪戯をして楽しいですか?
それとも、これは神様なりの配慮なんですか?
おかげさまで僕は苦しんでいます
悪いのは自分なのに、神様のせいにしてまで…
苦しんでいます。