詩人:愛羅
風邪をひいたの
咳がでる
喉が焼けるように痛い
息ができないよ
頭が痛い
クラクラする
立っていられないよ
部屋に一人ぼっち
お父さんは仕事
お母さんは買い物
お姉ちゃんは遊びに
家に一人ぼっち
もしかしたらあの人が
メールをくれるんじゃないかって
電話してくれるんじゃないかって
期待してしまう
そんなわけないのに
風邪で寂しい時に
あなたにメールを
止められたら
泣いちゃうからって
メールを止めてるのは
私だし
あの人は今
塾の時間だわ
寂しい
寂しいよ
誰かそばにいて
寂しすぎるんだよ
こんな時一番に
思い出すのはやっぱり
あなたで
まだこんなにも
私の中のあなたが
大きいんだって
気づかされる
あぁだめ
しんどいよ
今から眠るから
せめて夢の中だけ
でもあなたに会わせて
お願いだよ
夢の中だけでいいから…