詩人:音央
甘えが悪魔を呼び覚ます。喉の奥が熱くなって、悔しさが胸の底を腐食させる。治まることを知らない痛み止めどなく流れる涙脳内にはびこる不甲斐なさそうね完全に悪にとりつかれた。火の輪のように燃えてなくなるまで続く一瞬が無限へと変わる世界へ‥