詩人:HARU
いつも笑いながら私をけなしてくる
いつも私の物を勝手に使う
私だけ呼びすてで...
ずっと疑問に思ってた
でも嫌じゃなかった...
いつの間にか 彼を好きになってた自分がいた
ときどき彼は 窓の外を見つめて黙り込む
いつもの笑顔じゃなく 悲しい顔で...
私が気づいたのが遅かった
彼は何かをひとりで抱え込んで 苦しんでいた
ある日彼は学校を休んだ
そして次の日 突然の転校
理由は親の離婚...
彼の相談にものってあげられず
彼に想いを伝えることもできずに
私のひとつの恋は終わっていった