詩人:老女と口紅。
しとしと と雨がふる‥六月の雨ン中学校帰り赤や黒のランドセルきいろい傘にきいろい長靴水溜まりもへっちゃらさ窓から ながめてる‥僕にもあんな頃があったっけ庭には あじさいの花こんな日は青紫色がちょっと センチな気分にしてくれるそういえば別れたあの子が言ってたよ、ため息つくと幸せ一つ逃げちゃうぞって‥君のいない僕の部屋頬づえついてため息一つ‥