詩人:桃井 美結那
“心配”って言葉はキライ なんだか重たく聞こえるから 皆にシンパイ掛けたくなくて大丈夫なフリした 泣くのも我慢した いつの間にか大丈夫だよ平気だからって口癖になってた 兎の様な赤い目を隠すのも慣れてきた 何も知らない人達はこう言う「明るくて強い子だね」作り笑顔を憶えた 皆“僕”に気付いていない気付かない ねぇ僕はココに居るよ 早く見つけて