詩人:どるとる
夕暮れにわけもなく涙を流す僕
この嫌な痛みをはらんだ切なさはなんだろう
一日の終わりに感じる悲しさは避けることはできない
さよなら
もう二度と会えない今日よ
手なんか振らないよ
悲しいから
言葉にも出さないよ
悲しくなるから
明日も永遠に消えていく一日に涙を流すかな
今がこんなに悲しいならば人生の終わりの悲しさはどれくらいなんだろう
壊れてしまうかな
でもそうならないように僕は少しでも過ぎ去る今日を楽しい思い出にしたい
こんな一日の終わりにふと思うよ
一日の終わり
夕暮れに涙を流しながら
なんともいえない気持ちに沈む
沈む太陽を背に僕は闇を恐れ眠る
真っ白い夢の中へ夢の中へと沈む。