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詩人:さきネコ
僕らはただ必死で逃げている
大人になるための 時間の狭間を
僕らの純粋さ、熱意、特権を奪おうとする
自由と引き換えに
あんなに憧れていた自由だけど
未来のことなんて想像つかなくて
毎日に不満は募るけど
この先を見ると 不安が募るんだ
一瞬 きらりと輝く
幸せはいつでも どこかにあるけれど
すぐ合計で考えちゃうのが 僕らの癖
結局 満ち足りた日なんて ひとっつもない
僕らの日々は 特に目立つことも無く
宇宙に浮かんだ ちっぽけな星
それでも その中で得た苦しみさえも 糧にして
「また始めようか」と思える
まだまだ創り出せるものが 溢れるくらいあるから