詩人:優花
笑ってしまう
私は馬鹿みたいに
深くあなたを想ってきた
あなたを想って何度も涙流した
笑ってしまう
終わりは
こんなにも
あっけないなんて
笑ってしまう
あなたに
会った瞬間に
終わりを確信してしまうなんて
笑ってしまう
あまりにも
期待していた私
元に戻れるだなんて
信じてた私
笑ってしまう
もう
どうしたらいいのか
分からなくて
笑ってしまう
あんなにも
想っていたのに
こんなにも
簡単に
終わるなんて
笑ってしまう
笑ってしまう
笑ってしまう
笑ってしまう
だって
もう
笑うしか
ないじゃない
笑うのよ
私は
馬鹿みたいだったね
終わりって簡単なもんだね
って
笑うのよ
だって
もう
あなたのために
流す涙はない