詩人:快感じゃがー
長すぎる夜に
爪を噛んで
シーツにダイブした…
あてもないって
多分、こういうこと。
色のない未来
これから塗っていけ
なんて
絵の具もないのに
意地悪な神様
朝の光、眩しくて
あたし今にも
飲み込まれそうで
必死に掴んだその腕が
ただひとつの
道標だったのに
寄り添って
傷口、曝け出して
また痛めて苦しくて
泣きたくて
でも、泣けなくって。
愚かすぎる日
憂鬱の波
ここに存在することさえ
恥ずかしくて
とても怖くなるけど
それでも
春はやってくるから
ねぇ
それでも
求めてしまうんだ…
生きるって
多分、そういうこと。