詩人:lua
何処に居るの?
あたしの知らない楽園に
行かないで
…行かないで
雨が降った日に
車の中で話したこと
冷たい雨だった
あたしの心、全部
あなたに贈ります
お互いにこのまま
二人、このまま
そんなことは言わないでいるあたしの
かすかな吐息に気付いた?
冷たい雨の日には
暖かな涙がいい
あたしはあなたの
傘になれるかな
あなたの心に
映ることが出来るのかな
明日が来たらきっと
あたしは泣いてしまう
自分の弱さと無力さに
押し潰される朝
…あなたが居ない朝…
冷たい雨の日には
暖かな涙がいい
あたしはあなたの
涙になれるかな
次に生まれ変われるなら
あなたに愛されるあの子になりたいと思ってしまう
情けない、それでも
進みたい
あなたの楽園まで