詩人:瑠璃
‥昔々‥古き剣を収めた鞘がありましたある日新たな剣の情熱を感じた鞘はその日からその熱き剣を我が身に収めることを望みました 『その剣を愛しく包みたい』新たな剣はこの鞘を求めひとつになりたいと願いましたが古き剣の存在を知り諦めてしまいましたそして新たな鞘を求め何処へと消えて行きました古き剣と鞘‥隙間を感じる鞘と存在理由を与え続ける剣鞘は幸せでしょうか