詩人:阿修羅
切っ先を喉にあてて目を閉じても何も 変わりはしない降りしきる 雨はただただあたしの体温を奪って泣くのも笑うのも自由なら何でこんなに痛いの。欠落した場所に雨が滲みる涙を飲み込んだのは隠すためじゃなくて癖だから誰もいない 心の中に雨音だけがやけに響くすきだよいつから言ってないんだろう