詩人:快感じゃがー
人並みかきわけて進んでく
窮屈な窮屈な現代社会
はめこまれたようなソレ
"画一的個性の乱舞"
隣合わせの虚しさに酔ったの
まだすべてがホントで
もう、すべてがウソ
ざわめく色彩が心を乱してく
囃したてる、その悪魔
休むことなく鳴り響く
この心音は何を伝えるの?
ただ、自由が欲しい
それだけのために
虚勢を張るのだって厭わない
月が笑うから...
とてつもなくコワくて。
はぐれそうな夢を
なんとか、繋ぎ止め
溜め息を数えたりしてたけど
結局、言葉は
温度を超えないよ
君の明日は私には掴めない
若すぎた日の荷物は
憂鬱の最中に融けて
どうしようもなく
さびしくて、くるしい
解っているから
いつも、もどかしい
濁っているのは世界のほう?
それとも、私の瞳なの?
こんな場所から
妄想、積み上げたりして
気持ちを発信しつづけたりして
...届くのかな
明日は、誰かの心を
揺さぶっているかな?
ときどきは確認したいんだ
病みあがりの夜の
あの、ちっぽけな脱力感
君も知ってるなら
迷わず、剣をかざして
光りを映してよ
ためらわずに
あの夢で壮大なキャンパスを
好きなだけ
「はばたいたって、いい」