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[115333] 手のひらの上の地球

詩人:甘味亭 真朱麻呂


どうせ、風に吹かれて
消えてしまう思いなら
その前に君に伝えたい
些細な出来事に涙したり笑ったり
そんな当たり前な事繰り返してる
それだけで僕らはいつか別れ別れの旅にでるのかな
ふとそんな事頭よぎると思わず涙が止まらなくあふれるの

お互いが歩んできた歩数の数だけ
日々はあり
僕らが感じてきた悲しみも喜びも
その数だけあるのかな
いや、それ以上に逢った気がするけど
毎日、毎日そんな事に気にしてはないからわからないけど
大切なことだけは忘れないで記憶の中に薄れそうなときにはもう一度
思い出して記憶に深く刻み込むよ
薄れそうになったり忘れそうになるそのたびに涙流しながら

『生きてる』っていうだけで僕らはこんなにもあったかい
今日も明日も ずっと
『好きだよ』って君がいうだけなのにどうしてこんなに頑張れる?嬉しくなるんだ?

その答は もう僕は知ってるから
きっと 季節がどれだけ過ぎても
思い出という鮮やかな記憶に変わり
僕の中に消えずにあるものだから
ふたりこうして手をつないで歩いてきた
今も何ひとつ忘れることなく憶えてるよ
手のひらの上の愛という地球を転がして
今、愛があるべき姿を僕に嘘偽りのない確かな答をこの世界できっと一番もらって嬉しくなれる励まされる僕にとっての最高の言葉がもう一度愛がある大切さや君の存在の大きさを再確認させてくれる
だから、僕はあらためて気づかされるんだよ
君というあったかさに包まれながら
どれだけ幸せな奴だったのかって事も
すべて含めて 何気ないときなんて事のないありふれた毎日の中でおしえてくれる
愚かにも忘れてた何かも
その言葉を合図に僕の胸の中一気に愛ややさしさがあふれてたまらなくなって
たまらなくなるから
涙が
笑顔がおかしな具合で 僕の人生さえ彩ってるんだ
それは

2007/11/23 (Fri)
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