|
詩人:鰐句 蘭丸
☆うにうにバヒバヒガシポポービロビロビロー…
「博士…俺、もう対ゴキ戦闘SUIT乙式V型ゴキバスタ37564改Plusを続けていけません…」
『何を言うんだ対ゴキ戦闘SUIT乙式V型ゴキバスタ37564改Plus君、君しかこの青い地球を平和な世界を守れるはずないぢゃないか』
「青い地球とか平和な世界とか大ゲサですよっ!たかがゴキブリ退治じゃないですかっ」
『ばかものーたかがゴキブリ退治だとー!この世にはゴキブリに怯える1億3千万人の一般市民たちがいるのだぞっ』
「地球的規模から大きくスケールダウンしたな…しかも俺もアンタも一般市民だよ」
『さあ対ゴキ戦闘SUIT乙式V型ゴキバスタ37564改Plus君よもう一度わたしと立ち上がってくれ』
「アンタ一人のせいでしょっぱなからくじけてるんじゃねーかっもうめんどくさいよ…」
『頼むっ対ゴキ戦闘SUIT乙式V型ゴキバスタ55025583583改Plus君よ』
「…あれ、数字変わってないすか?」
『おや気付いたかな55025583583-ゴーゴーレツゴーゴキバスゴキバス-に変えてみたのだよ』
「アンタっポリシーはないのかっミナゴロシにするんじゃなかったの?深い意味はどこにいったんだっ」
『ふっ…もののたとえだよ』
「たとえになってないからーっ」
『お・ね・が・い』
「キモいよ博士…わかりました、あと一度だけですよ…よっこらせーのせー…」
…つづく