詩人:ヒギシ
素直に手を取らせてはあげない貴方が花を一輪持ってくれば微笑んで小指を触れさせてあげる簡単に瞳を覗かせてはくれない貴方の首もとに上手に甘えてうっとりと見上げさせて頂戴寄り添えば貴方は温かい私は頬を擦り付けるでもまだ もう少し想いを馳せて 戯れましょう桜が舞う頃甘酒に浮かぶ花弁に酔いしれ私達 結ばれるのかしら