詩人:どるとる
1日の終わりに
ため息吐いて
暮れゆく空に
涙こぼす僕
カラスが飛んでいる
巣に帰るのかな
僕も寄り道せずに
帰ろうかな 帰ろうかな
1日の終わりに
瞼を閉じて
沈んでく夕日に
手を振る
涙がこぼれ落ちた
泣き虫はまだなおらない
やっぱり切なさが
押し寄せてきたら
止められないよ
涙 涙 涙
ああ 優しさがこみ上げるその時
熱い何かが胸の中で焼けるようにぐっと切なくなる
さよなら さよなら
夜が来たから
僕は目を閉じて
背中を見せる
バイバイ バイバイ
月が昇ったから
夜の闇より深い闇の中に朝を見つけるまで夢に揺られ
僕はまどろんでるよ。