詩人:大蛇
寂しがりの私は、素直に寂しいと口にできず。ただ、小さな手で必死に掴んで離さなかった貴方の服を。抱き締められて折れそうになった背中。あまりにも貧弱で私はすごく弱い。ただ やがて来る独りの不安を 予想せず眠りについた私を思い出せばあまりにも寂しいこと。