詩人:夢姫
その汚い顔をどけて
あたしの視界に入らないで
死ぬ気になれば何でもできるんじゃないかって
そんな気力もなくなったから
死を意識しちゃうんじゃないの?
腐れた正義感であたしに意見するんじゃないよ
その汚れた目で見るな
あたしの目まで腐ってしまいそう
君なら努力すれば何でもできるでしょうって
ろくでもない言葉しかないから
追い詰めるだけになっちゃうんじゃん
あんたなんかにあたしの何がわかるっていうの
こんなろくでもない毎日に嫌気がさしてたって
誰がわかってくれるわけでもない
だって貴方はここにいないじゃない
あたしがどんなに貴方がほしいって叫んだって
誰に響いて届くわけでもないの
だって貴方はここにいないじゃない
どこにいたって
何をしてたって
貴方 あなた アナタ
あたしのことだけ考えててほしい
こんなろくでもない毎日にピリオドを打ちたい
そう決心しても虚しいだけなのよ
だって貴方はここに来ないじゃない
あたしがどんなに切ない苦しいって叫んだって
貴方にすら届いてもくれないの
いつになったら来てくれるの
ねぇ 貴方