詩人:さきネコ
揺らめく光は大地の鏡すり抜けてゆく夢と知りゆく心は騎士の長剣駆け抜けてゆく声と箱船は飛び立つ温もりと日々を乗せてどんな小さなときめきも決してだめにすることなく渡り鳥の影羽ばたくこの世界その戸惑いさえ未来へと変わるよ許されることはないでしょうそれでも人はこれからを希望に重ねて誰かを愛せるのでしょう夜空から舞い落ちた粉雪は静かな夜の日の 月からの贈り物