詩人:どるとる
僕がただひとり
憧れの的にしてる
偉大なるあの人
サインも持ってる
僕はただひとり
夢に見ている
いつかふたりで
語り合いたい
いくつもの夜が過ぎて
いくつもの年をとって
いくつもの時が経って
ふと立ち止まって息を整え気づくころ
偉大なるあの人は
さらに偉大になる
空の上のそのまた上
さらに届かなくなる
遠く 遠く 遠くなる
偉大なるあの人は
僕の中で神になる
雲の上のそのまた上
さらに会えなくなる
遠く 遠く 遠くなる
偉大なるあの人よ
いつか会うという
野望は捨てないよ
有名でも地道に
近づいて行くからね
少し乱暴にスライディングしながら
滑り込むよ
あなたのふところ
偉大なるあの人よ
僕はずっとあなたに憧れたまま長い夢の中で終わらない夢を見ています
あなたにドキドキしています
それは言葉では言い表せられないくらいとてつもない度合いです
偉大なるあの人よ
テレビの液晶に
あなたのお顔がうつるたび僕はハラハラしています
偉大なるあの人よ
いつか どこかで。