詩人:PBうさぎ
あれから
貴方を必死で嫌いになりました。
好きだったところを
すべて嫌いなところにしました。
自分に嘘をつきました。
好きだから嫌いになんてなれなかった。
嫌いと言えば言うほど好きになってました。
貴方のよさを確認してしまいました。
それでも嫌いだと言い続けました。
無理に好きな人を作りました。
気付いたら貴方を重ねてました。
あれからどれだけの時間がかかったでしょうか。
自分に嘘をつくのをやめました。
どんなに未練たらしいと思われても
貴方を好きな事実は変わらないと。
泣きたいときは
ひたすら泣き。
思い出に浸っていました。
そして
どうにか最終章を描くことができそうです。
この思いの最終章。