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詩人:甘味亭 真朱麻呂
に胸焦がして
心は旅する場所を知っている
心だけは行き着く場所を知っている
でもおしえない
でもおしえない それの繰り返しをいうだけさ
なぜなら先のこと歩いて行く前から知ってしまえばつまらないからだと人は口をそろえいうけれど
それがほんとかどうなのかはわからないんだ
心を旅させるよ
雲のようにゆらゆらどこまでも自由気ままに歩けとばかりに
そんな生き方してみたいなぁ…あーぁ
心は旅するんだよ
何もいわなくても勝手に旅するんだよ
言い知れない不安にとりつかれても真実をくらまされても
大切なあの娘(こ)と歩いていきたい道が僕には1つあるから
愛するその誰かと生きていきたいと願うから旅を続けるよ
見つからなくても
いつか いつの日か
さがしもの
見つかるんだと信じて
信じたなら少しは気楽になるだろ
だから
僕は探すんだな
行き場を失ってさまよう明日をゆくえを雲に空に風にたずね歩きながら
心につばさを生やして
飛んでいきたい
誰かを思う気持ちだけ
それだけは変わらないまま
心に足を生やして
歩いていきたいよ
真実の眼で明日を見据え未来を夢見て想いながらどんなに長く険しい道でもきっと気づけば嘘だと思ってしまうくらいにあっという間だからなかなか本当の心までは出せないから
時々うそも言うけれど
今キミがいったこれだけはわかったんだ
キミがくれたやさしくあたたかなすてきな言葉は意味を知ればもっと光を増す
ぶっきらぼうな光り方だけれど力強く僕をみるそのまなざし
今思い出して
思い浮かべてイメージする頭の中で形にしていきながら
心につばさを生やして
自分自身夢の中でも
心につばさを生やして
旅する 旅をしたい な
明日をつなぐ言葉でまた季節は巡り命は生まれ絶えながら
最後の言葉
終わりの言葉
さよならをいつか