詩人:どるとる
今僕ができる精一杯のことはなにがあるだろう
どこまでも面倒くさがり屋の僕でもできることは何があるかな
このままずっと時間の海の水面をただようように
死という岸にたどり着くまでここにいるのかな
明日もずっと
同じ事を繰り返すのかな
何も頑張れないこの僕をとりまく時間はけっして無意味じゃない証に僕がこの世界に生まれたんだよ
道は果てしなく
まだまだ続くよ
砂時計のように
やがて終わるけど
まだまだそんな時間は来ない
時の波間に押し流されても前に進もうとする貝のように
僕は生きる
明日も生きる
ふらふら
ゆらゆら
のんびり
のらりくらり
気の向くまま
気の赴くまま
僕は笑いそして泣く
凡人の中の凡人。