詩人:快感じゃがー
おやすみ、私の悪夢!
聞かせてよ
溜め息まじりの
グッバイ...
あなたはやってきて
わたしも歩み寄って
少し留まって、
互いに癒したり
ときどきは
傷つけあったりした
恥じらったり
ためらったり、
憎みあったり
また、愛しすぎたりして。
もう一度、向かい合ったなら
今度は
背中合わせに歩きだすの
あまりに静かな世界...
まるで
あなたの呼吸が
聴こえてくるようだった
とても甘く...それは甘く...
そして
ねぇ、あなたは行くのね。
その晩、とても切ない夢を見た
あなたは何処か
遠くに行くみたい
隣には、私の知らないコ
彼女に微笑んでる
何かを話してる
でも、私には聞こえない
二人はとても幸せそう
手を繋いで歩いてる
でも、私には追いつけない
目が覚めたときに
やってくるのは
"本当の終わり"
造花をねじり
暗闇に青い恐怖を沈めた
ねぇ、なぜ
私は傷ついたの?
空はずっと、
明けたがっているよ
ねぇ、私は
誰を愛していたの?
真正面から見る
あなたの顔
なんだか
うまく思い出せなくて
やっと気づいたの
私が見慣れていたのは
うつむく横顔ばかりだったこと
ねぇ、あなたも、そうだったの...?