詩人:甘味亭 真朱麻呂
僕は幸せでいられるから
僕は笑っていられるから
気持ちのいい朝をこうして何度でも君がいればむかえられるんだから
ああ いつでも何度でも
群に戻る渡り鳥の姿が目に浮かぶ
戻れたらいいな
空見上げて悲しむばかりじゃ切ないね
だから信じたい
君というただひとつの愛を追いかけてる夢もまたおとずれる明日も
未来がくれば夢が叶うと信じながら
今日も眠りに着きたい
いつかやがて世界という水槽の水面に横になり浮かんで白くなったとしても
明日だけは
君だけは せめてなにかを信じていたい
立ち直れるように
思い出せるように
勇気をくれるから
信じていたいのさ
夢がはかなくも砕け散るときも
君と一緒なら
君がいれば
痛みもなく素直に受け入れられるから大丈夫。